Android / Chrome OSのビルド環境として, VMPlayer 3.0でUbuntu 9.10をインストールしてみました.

PC環境
  CPU : Intel Core(TM)2 Quad Q8400 @ 2.66GHz
  OS : Windows 7 Ultimate
  Memory : 4.0GB
 HDD : 320GB

インストール手順をまとめておきます.

1. Ubuntu 9.10のインストール用CDイメージをダウンロードする.
http://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu910-desktop-ja-remix

2. VMPlayer 3.0をダウンロードしインストールする.
http://downloads.vmware.com/d/info/desktop_downloads/vmware_player/3_0

3. VMPlayer 3.0でUbuntu 9.10を仮想マシンとしてインストールする.
(1) VMPlayer 3.0を起動し, 「新規仮想マシンの作成(N)」を選択する.
(2) 「インストーラディスクイメージファイル(M)(iso):」を選択し, (1)でダウンロードしたUbuntu 9.10のインストール用CDイメージを指定する.
(3) 「簡易インストール情報」, 「仮想マシンの名前」を順に設定する.
(4) 「ディスク容量の指定」でディスク最大サイズを設定する. 
Androidをビルドするのに10GB程度必要らしいので, Chrome OS分も含め余裕を見て50GB確保することにした.
(5) 「ハードウェアをカスタマイズ」でメモリを設定する. 
デフォルトは512MBだが1024MBに設定した.
(6) 設定が完了すると, 簡易インストーラがUbuntuをインストールする.
(7) 簡易インストーラがVMware Toolsをインストールする.
途中で username/passwordを聞いてくるので入力する.
以上で, Ubuntu 9.10のインストールは完了で~す.

4. Ubuntu 9.10の設定を行う.
(1) キーボード
Ubuntuの「システム>設定>キーボード>レイアウト」で, 「追加>言語別」から"日本語"を追加する.
"日本"をデフォルトにする.
(2) アップデート
Ubuntuの「システム>システム管理>アップデート・マネージャー"でソフトウェアを最新にしておく.
(3) 共有フォルダ
VMPLayerの「VM>設定>オプション」で, 共有フォルダを"常に有効"にし, 「追加」を選択する.
共有フォルダ追加ウィザードでホストOSとの共有フォルダを設定する.
共有フォルダは, /mnt/hgfs/xxxx となる.

5. 開発に必要なソフトウェアをインストールする.
(1) エディタ(emacs)
普段からemacsを使っているので, Ubuntuの「システム>システム管理>Synaptic パッケージ・マネージャ」で, "emacs"を検索しインストールする.

★VMPlayer 3.0になって, ゲストOSのインストールがめっちゃ簡単になった. バンザイ!!

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2010/6/12
現在では, Chromium OS(Chrome OS)の推奨開発環境は64bit版Ubuntuとなっています.
32bit版Ubuntuでビルドにトライしましたが, 断念してしまった. (
Chromium OSをビルドする)



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